東京隠居倶楽部
ずっともがいていた。
働かなきゃ
働かなきゃ
働かなきゃって。
でも、何をやっても駄目だった。
ツテで潜り込んだ会社は
身体を壊しかけて辞めた。
バイトの面接を幾つか受けたが
受からなかったり、条件を変えられて
嫌になって辞退したりもした。
気が付いたら働かなきゃという
気持ちは死んでいた。
抜け殻だけがここにいる。
そして、僕は組織を立ち上げた。
「東京隠居倶楽部」
何をするかって何もしないことを
テーマにした集まりである。
僕は社会のアンチテーゼになる。
↑狂気しか感じ無い文章である。